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2022/10/19

【オリジナル作品 第2弾 -Viele glanz- by Lumion】Vol.4 Lumionについて

最終回Vol.4ではオリジナル作品第2弾「Viele glanz(フィーレグランツ)」の制作に使用した建築ビジュアライゼーション用ソフトLumion全般に関して作品振り返りながら制作担当者に聞きながら紹介いたします。

Lumionについて

今回で最終回です。これまで紹介していないシーンや紹介したいものがあればお願いします。

なんとなくですがこのシーンが好きです。被写界の感じと色温度の感じでしょうか。

そういえばBlog_vol.1で紹介していないが気に入っているシーンがあるとコメントしていましたね。高級ホテル感が出ていますね。

女性が歩いているシーンでは実はムードを出すために、モーションブラーのFXを付けて編集でスロー再生させています。(人が若干ゆったり進み、手足がブレている) 良かったら見直してみてください。

Lumionの良いところはどんなところですか?

やっぱりレンダリングスピードの速さとか直感的な操作性ですね。
これは変更→確認がすぐにできるので助かります。

この画像のようにリアルで柔らかい影ができるのが強みですね。
他のソフトだと硬さがあったり、影のボケが嘘っぽくなってしまいます。

エフェクトセットを保存できるのもそうですが、マテリアル設定(.lnm)も保存出来るところが地味に便利ですよ。
Lumionには多数のマテリアルテンプレートがあるが、それをそのまま使うより多少調整することが多いと思います。
それらを個別に保存しておくことで別プロジェクトにも適用することができます。
これは時短にも繋がり、オリジナルマテリアルライブラリを作っておくのもありですね。
あと、自動的にノーマルマップを作ってくれるのもいいです。

あと、サンプルシーンからFXをコピーして調整するというやり方ができるのもいいですね。
今回の作品で被写界深度も入れていますが、他のソフトでモーションブラー+被写界深度の効果をいれてレンダリングするとレンダリング時間が10倍以上かかったりそもそもできなかったりします。
Lumionではその二つのFXを入れても2倍もかからないので、こういった演出を加えやすいのがいいですね。

では、逆に今後、改善して欲しいことについていろいろ教えてください。

下の画像、客室洗面のシーンで今シャワールームの扉が半開きになっていますが、最初は扉本体を鏡面仕上げにしていました。
ですがこのように鏡に映った鏡の表現が非常に粗かった(画像:左)ので木調へと変更をしました。(画像:右)
鏡 → 鏡の計算が複雑であることはある程度想定出来ますが、もう少し精度の高い表現として欲しかったですね。

「面の裏返し問題」モデルの面が裏返っていると正しく表示、レンダリングされません。
今回のワークフローは3dsmax→Lumionだった為、3dsmaxに戻ってモデルを直す必要があり、Lumion内でも直せたら良いのにと思います。

あと、ポリゴンの裏側から光が透過してしまうのも直して欲しいですし、10mm以下の薄いオブジェクトや、10mm以下で重なっている面がアニメーションではチラついてしまう点ですね。布など、厚さを10mm以上するのは難しいので改善して欲しいです。
Lumionの良いところでコメントしたサンプルシーンは9個しかないので、やろうとしているシーンに対してベースにできそうなサンプルシーンがない場合があるので、サンプルシーンが今後増えるとありがたいです。
あともう一つ、今カメラがどの位置にいるかというのを俯瞰で確認できるようにトップビューでカメラ位置が表示できるようにしてもらえると、特にウォークスルーのアニメーションでは助かります。

改善して欲しい項目たくさんありますね。今後のバージョンアップでの改善に期待しましょう。

岡田さん、今回のオリジナル作品、出来はいかがでしたか?

とても良くできているので、感動しています。特にライトの演出やキラキラ感はいいですよね。
最初の打ち合わせでは、沈黙が続く雰囲気もありましたが・・・
進行していくうちに徐々にアイデアも出て、いい雰囲気にもなってきたように感じました。
私のお気に入りポイントは、奥に見える夜景と空気感のある客室です。
最終的には良い作品に出来上がたったと思います。お疲れ様でした。

では最後に林くん、関くんへ一言お願いします。

林くん、関くん、ありがとうございました!!
通常の業務では、仕様や時間などの制約があり、自由な作品作りができなと思いますが、こういった社内プロジェクトを通じて、いろんなことにチェレンジして欲しいです。今回はLumionというソフト縛りがありましたが、このプロジェクトを通じてLumionの特性も分かったと思いますし、通常の制作にも自信がついてきたんじゃないでしょうか。今後のアウトプットにも必ず活きてくると思います。
ということで次回もよろしくお願いします!!来年かな(笑)

・作品制作担当:関 、林(名古屋スタジオ  制作1G)
・Blog編集担当:横井(企画営業)
・代表:岡田

まとめ

最終回は「Viele glanz」の制作を振り返りながらLumion全般に関する話を制作担当者の話を交えて紹介しました。Lumionについては良いところも多いですが改善を希望する項目もいろいろありましたね。
弊社はこれまでCGパース、CGアニメーション制作のワークフローは主に「3dsmax+Vray」でしたが、最近ではスピード&クオリティー両方を求められる案件も多くなり、Lumionはレンダリングスピードが非常に速く、バージョンアップを重ねクオリティーも非常に良くなった為「3dsmax+Lumion」もワークフローの一つとして定着しています。
また、建築業界のBIM化が進みSketchUp、Revitデータなどをお客様から支給されることが多くなりました。LumionはBIMデータとの連携(LiveSync)が容易なので新たなワークフロー「Revit+Lumion」もごく最近の実業務で対応しました。Lumion以外にもBIMとの連携が容易なソフトEnscapeなどもありますし、これからもお客様の多様な要望に対応できるよう積極的に新しい取り組みを進めていきます。

CGパースやCGアニメーションなどのお仕事に関するお問い合わせ先:
岡田:東京オフィス(本社)(okada@aqua-c-lab.com/080-4582-7616)
横井:名古屋オフィス  (yokoi@aqua-c-lab.com/070-1494-6059)

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